グローバルコース(経済学部)
コースガイドライン

目的・概要

京都大学は「スーパーグローバル大学創成支援事業」の一環として、海外の卓越した大学との連携や制度改革を通じて教育研究の国際化を進め、国際競争力の向上を目指すため、2015年度より「京都大学ジャパンゲートウェイ構想」に取り組んでいます。大学院経済学研究科もその一翼を担い、海外連携大学と実施する国際共同教育プログラム「スーパーグローバルコース」を2017年度に設置、ほかにも国際共同学位プログラムや国際共同指導認定プログラムの導入を進めているところです。
 経済学部グローバルコースは、このような国際化推進を学部課程でも実施するため、世界で活躍する次世代のグローバル人材の育成を目的として新たに設置されました。具体的には、海外交換留学や英語科目の履修等の設定された要件を満たすことでコース修了を認定するもので、本学部の学生は定められた要件を満たしていれば誰でも申請することが可能です。修了証は卒業証書と同時に授与されますが、修了が認められた時点で「修了資格証明書」を受け取ることも可能です。

※経済学部グローバルコースは、所定の要件を満たすことで修了証が授与されるサーティフィケートプログラムです(学位プログラムではありません)。

申請要件

1)   国際高等教育院で開講されるE2科目(Liberal Arts and Sciences to Learn in English)、経済学部および他学部で開講される外国語のみで提供される専門科目から12単位以上を取得し、そのうち2科目以上で「優」または「A、A+」の成績を修めていること。E2科目および他学部で履修する科目の分野(科目群、学部)は問わないが、経済学ないし近接の社会科学領域であることが望ましい。

2)   1学期以上にわたり学生交流協定締結校に交換留学し、単位互換科目4単位(換算後)以上を取得し、経済学部の単位として認定されていること。なお、本学にて換算後の単位が4単位を超える場合は、1)で課した2科目以上で「優」または「A、A+」の成績を修める要件を満たす限り、単位互換科目4単位(換算後)を除いた他の科目(単位)を 1)の要件の一部とみなすことができる。

5)   申請時点でTOEFL-iBT:80点以上もしくはIELTS:6.0以上のスコアを取得していること。

申請資格

申請にあたっては、以下の全てに当てはまる必要があります。

  1. 京都大学経済学部に在籍し、学位の取得を目指している者。
  2. 学位授与まで3ヶ月以上の期間を残している者(申請時期の項を参照)。
  3. 上記のコース要件を全て満たしている者。

申請手続

上記のコース要件を全て満たした後、申請の手続きを取ることが出来ます。下記の申請書に必要書類を添えて、経済学研究科・国際連携推進室へ提出してください。
申請受付期間は、“コース要件を満たした時点”から“申請者本人の学位授与の3ヶ月前”までとし、特に最終提出期限を過ぎた場合には受け付けられませんので、注意してください。

1) 申請書
2) 学業成績証明書(申請日から1週間以内の日付のもの)
3) TOEFL-iBTまたはIELTS のスコア写し

修了証の授与

申請者から提出された書類は厳正に審査され、要件を満たしていることが確認されれば、卒業証書と同時に「グローバルコース修了認定書」が授与されます。

【グローバルコース修了資格証明書】
早期に要件を満たした場合、卒業証書と同時に受領する修了証に先がけて、その証明となる「グローバルコース修了資格証明書」を依頼することが出来ます。
但し、発行は1名1回限りとします。
 希望する場合は、以下の申込書を記入のうえ、経済学研究科・国際連携推進室へ提出してください。発行までには最大3ヶ月を要しますので、注意してください。

グローバルコース修了資格証明書申込書

問い合わせ(経済学研究科)

経済学研究科 国際連携推進室(International Affairs Office)
 E-mail: iao.econ[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

書類提出先

経済学研究科 国際連携推進室(International Affairs Office)
 E-mail: iao.econ[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp